思考を言語化するドリル

氾濫する川のように流れる情報に対し、浮かんでは消える思考を留め言語化するトレーニング

まずは「楽しい」からはじめよう、STEM教育。

新しいオモチャ、PETSが来た。

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「PETS」(ペッツ)は、いろいろな方向のブロックを背中に挿し込んで、命令された通りに動くプログラミング学習用のロボットです。

 プログラミング脳を養うツール「PETS」

 

このPETSとの出会いは、まだプロトタイプだった時代に、一度、甥っ子(5)を連れてワークショップに参加させてもらってのがきっかけ。

まだ、文字もわかんないような年の子が、移動ルートを設計して、矢印ブロックをならべて、ロボットを動かしてゴールを目指す。

一見、ただのパズル?かもしれない。

でも、まずは設計して、組み込んで、順番に処理させてみて、失敗したら直して、必要ならループも入れて(なんと、ループ処理ブロックもある!)プログラムの考え方の基礎を、フィジカルな木のオモチャで遊びながら学ぶことができるスグレモノだ!

 

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 大人だって、つい夢中になっちゃう、楽しいオモチャ。

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オバマ大統領が演説の中で、みんなプログラムしろよっ!と説いたことは記憶に新しいですが、アメリカでは、STEM教育というのが、重要な教育課題のひとつとってしてとりあげられている。

STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとった教育における学問の領域のこと。

 日本でも、小学生のプログラム教育が導入され、より多くの人がプログラミングを学び、活用できる時代がやってくる。

それと平行して、ツールもどんどん進化し、Scratch みたいなビジュアルプログラミングとか、ノーコードでいろんなことが実現できる世界になっていくかもしれない。

 

それでも、コンピュータの得意なこと、苦手なことを理解して、今使える技術を使って、いかにしてゴールに導くのか設計するスキルは、今後もめちゃくちゃ重要なはず。

それがオモチャで遊びながら学べるなら最高だよね。

私もSTEM系の面白さに、もっと早く気づいてたらな、なんてちょっと羨ましくなっちゃうな。